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事例紹介

飛行機上の送信点における表面波の影響

飛行機上に置いてある送信点(Tx)から、飛行機周囲の受信点(Rx)へ到達する電波の解析例です。XGtdでは、曲面の回折を計算することにより、飛行機の陰部分(右図の青い領域)への表面波の影響をシミュレーションすることができます。

詳細:PDF資料ダウンロード (PDF, 1.2MB)

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電波暗室の計算が可能

XGtdに入っている電波吸収体(RAM)のデータベースを利用し、電波暗室の電波伝搬を解析することができます。(電波吸収体:偏波、入射平面、入射角度と周波数による反射係数。textファイル形式で追加・編集することも可能。)

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遠方界の計算例

近傍の散乱体の影響を含めた複合放射パターンの計算

アンテナ単体の放射パターンから近傍の散乱体(飛行機、車両など)の影響を含めた複合放射パターンを計算することができます。

詳細:「複合放射パターンイメージ」(VDO, 40MB)

レーダー反射断面積(RCS)の計算

レーダー反射断面積(RCS)は、電波に対し、どれだけのステルス性を持っているかを表す指針である。
・バイスタティック: 送信機と受信機を離して設置し両者間でRCSを計算する。
・モノスタティック: 送信機と受信機を同じ位置でRCSを計算する。

飛行機、船舶などの大規模オブジェクトのRCSは、有限要素法、FDTD法などの電磁界解析の手法で解析した場合、膨大なメモリと計算時間がかかります。XGtdはレイトレース法に表面回折・クリーピング波を加味した計算手法で、高速にモノスタティック・バイスタティックのRCS計算を行うことができます。

詳細:PDF「大規模オブジェクトのレーダー反射断面積(RCS)」 (PDF, 602KB)

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船体のマストによるアンテナの放射パターンの影響

船体のマスト等がアンテナより十分離れた位置にある場合(遠方界)は、電磁界解析手法は適しておらず、一般的には幾何光学的近似による解析が使われています。幾何光学的近似を使ったXGtdでは、マストの影響を含めた放射パターンをシミュレーションする事ができますので、例えば送信アンテナとマストの距離による違いを確認する事ができます。以下は直径50cmのマストの影響を含めた5 GHzダイポールアンテナの放射パターン例です。

その他の事例はこちら(開発元ページ)をご覧ください。

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