リリース情報
Wireless InSite v3.3の新機能
Wireless InSite v3.3 が2020/2/4に発売されました。
- レイトレース計算の前処理の高速化
- ビームフォーミング機能
レイトレース計算の前処理の高速化
伝搬モデルにX3Dを使用する場合、レイトレース計算の前処理であるジオメトリ構築処理が高速化されます。 また、同じジオメトリを用いて複数回の計算を実行する場合、ジオメトリがキャッシュされるため、2回目以降の前処理時間を大幅に短縮できます。
ビームフォーミング機能
ビームフォーミングを考慮した計算が可能となりました。
以下のプリコーディングを考慮することができます。
- 最大比送信(MRT:Maximum Ratio Transmission)
- ユーザ定義のプリコーディングテーブル

(左図:ビームフォーミングなし、右図:ビームフォーミングあり)